既報のとおり、今年世界的に大流行中のインフルエンザはA型で、下部変異の種類は「K」ではある。しかし、K-POPやK-ビューティとか韓国を現す「K」ではない。
なんでも「K」を先頭につけてしまうと、こういった病気の流行時に困ったことになる。
蛇足だが、大枚はたいて打っただろうインフルエンザワクチンはみごとにハズレだ。効かないという結論だ。

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 さて、韓国でもこの「K」インフルエンザが大流行している。だが同時に新型コロナも安定の再流行中だ。

 11月上旬の調査によると、インフルエンザは1000人中50.7人で、過去10年で最高水準になっている。
新型コロナで入院に至った人数は7874人で、インフルエンザで入院の7809人をわずかだが上回っている。一日に平均200人の新型コロナの新規入院があるという。そのうち65歳以上が4815人。
入院したから安心というわけではなく、その病の患者がまとめられるわけだから、インフルエンザで入院したのに、新型コロナをもらい、その逆もある。とある病院の外来では、病棟看護師がバタバタ倒れているので、在宅のまま療養した方がいいとアドバイスされたりしている。

 陰謀論根強く、日本の国会でも議題になった新型コロナワクチン。
打て打てと政府が推奨していたのに、そのご意見番だった医師は「効かない」と今年になって発言した。それが韓国国内でも共有されているはずなのに、従うべくはアメリカの研究。
ワクチンを年に1度定期接種している65歳以上の高リスク層は、救急外来受診が29%、入院が39%、死亡が64%減少しているとアメリカは研究発表している。

 インフルエンザ「K」になっても新型コロナになっても辛く苦しいことには間違いないのだが、なぜ自国の研究や、自国なりの両方への対処の仕方が出てこないのか。
他国のいいなりになっていると、アジアが全滅になるぞ。

 インフルエンザKのKは、韓国のKという汚名を背負ったままでいいのか、韓国! 。
【編集:fa】
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