2025年12月9日、バンコクの日本人居住区スクンピットに古くて、新しいコンセプトの店が開店し好評を博している。

その他の写真:まだトレーニング中というスタッフだが、キビキビと動いていた。


 歌謡曲バー「Jスポット1999」は、日本の歌謡曲を聴きながらお酒を楽しむというありそうで無かったコンセプトのバーとしてバンコクに開店した。開店に先立って行われた2日間のレセプションには多く招待客が訪れていたが、口々に
「招待の案内をもらった時は、よくわからなったけど、思いのほか楽しくてハマりそうです」
「今までなかったコンセプトで、凄く楽しかった」
「懐かしい歌がたくさん聴けて、みんなで楽しめました。また友だち連れて来ますよ」
などと語っていた。

 ありそうで無かったこのスタイルは、東京新橋と福岡天神の「スポットライト」と提携してこセプトを取り入れた。聴ける曲は1970年から1999年までのアイドルやビジュアル系、フォーク、ロック、演歌に至るまで昭和から平成を彩った歌謡曲全般を約3,000曲以上からリクエストした曲を当時の貴重映像などと共に楽しむことができる。

 女の子目当てではなく、カラオケでも無い。そんな新しいスタイルの「Jスポット1999」があるのは、バンコクでも日本人が最も多く居住するスクンビット33を入って右側一つ目のソイ(小径)を入り突き当たり左側のビル5階。周辺には男性向けの店舗やバー、スナックなどが多いエリア。駐車場がないが、BTSプロンポン駅から歩いても5分ほど。また、週末金土日には、本サイト主筆でもある≪そむちゃい吉田氏≫がDJを担当する予定だという。

 モデルとなったスポットライトでは、かかった曲を通して客同士が盛り上がり、毎夜パーティーみたいな状態になっているという。Jスポット1999のレセプション当日も、早速盛り上がったゲストが立ち上がって踊り出す光景が繰り広げられていた。
店の管理を行うサンリツ株式会社の輪島社長によると「新しい形態なので、不安も多いのですが、レセプションが盛り上がったので、お客様同士が気軽に楽しめるお店になってくれるといいですね。貸切パーティーも承りますし、将来的には、ライブイベントもできたらと思ってます。」と抱負を語ってくれた。
【編集:ky】
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