韓国の大学で、大規模な不正投票が行われた可能性が問題視されている。
国会議員や市議会議員などの選挙ではなく、一大学の学生会選挙においての不正(どの選挙でも許されてはダメだが)というところが、新しい韓国になってきている気がする。


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 この大学での選挙の有権者は1万3183人。うち4343票をもって当選した学生が疑惑を持たれている。選挙管理委員が席を外したすきに、投票所端末を捜査して、関係者が他人名義で投票した。被害にあった学生は10人以上と言われ、少なくとも4件は事実認定された。

 きっかけは、私は投票していないのに投票済みという記録になっているという学生の申告。また投票所にいた21人中13人が代理投票を依頼している。大学生で受験を体験していれば、文字が書けない読めないので、「〇〇さんと書いてください」ということにはならないだろう。事実確認された4人は当選者の選対関係者に「代理投票」として票をわたしていることを認めている。この関係者は都合8回投票所に入り込み、投票をしている。
1人1票は、どこの国、どの選挙でも同じだろうに。

 当選者自身やほかの選対関係者は「候補者や運動員からの指示はない」と代理投票した者との関係性を否定している。
この不正投票した者は、どうしても当選させたかったか、あるいは応援者の顔をしてしれっと不正を行うことで逆に当選を阻止させたい悪意があったのか、現在調査中である。


 選挙には、都市伝説のような最後の最後に組織票がなだれ込むなど、筆跡鑑定はできないものかという不正がつきものだ。

 大学ですらこうなのだから、もっと偉い人の選挙は持って知るべしなのかもしれない。
【編集:fa】
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