BMWやアウディ、ボルボやトヨタなどのそうそうたる高級外車が展示されている場所が北朝鮮に出現した。
これらの車の所有が可能なのは、党や政府関係のとても偉い役職についている人か、資産家という「特権階級」だけと、わかりやすいのが北朝鮮の特徴でもある。

だが、偉い役職についていても明日のことはわからないし、北朝鮮に資産家って「何やってる人なんですか?」と逆に問いたい、ツッコミどころ満載の所有者推測でもある。

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 この展示用をSNSにさらしたのは、中国から北朝鮮の大学院に留学している学生だ。といっても、SNSが削除されず生きていそうなところをみると、中国の親がかなり太いのだろう。もちろん、ナンバーなどは「サービスセンター」の表記。公道をまだ走ることはできないから、先にあげた北朝鮮のセレブに買ってもらうことを待っている車だから、問題ないのかもしれない。

 2017年に北朝鮮では個人の自動車所有が認められた。大部分の国民に夢を見させるためかも。登録自体は「法人所有の個人利用」なので、家の駐車場に置けるものでもない。だから、夢なのだ。

 北朝鮮は、国連から経済制裁などを受けている。本来であれば輸入できるはずではないのだ。だが、ペーパーカンパニーを持って中国や東南アジアから組織的に集められた高級外車たち。
SNSでは、新車か中古かはふれられてはいない。
【編集:fa】
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