ロースクール=法科大学院。日本では2004年くらいに社会の必然性に応じて作られたが、一躍その存在が知られたのは、元皇族のお嬢さんの婚約者がアメリカでもぐりこんだ場所案件であろう。


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 韓国にも全国25か所にロースクールがある。そして、11月末に全国一斉に期末試験が行われた。ところが、一部のロースクールで事前に、試験問題に近い内容がもれていた。
それによって、12月中に再試験が行われることになった。
これに対して、真面目に期末試験を受けていた学生たちからは、負担が大きいと不満の声が上がっている。試験勉強とは、知識にもなるが、試験が終わった瞬間に頭から消えてしまうことでもある。

 対象試験は「検察実務1」。将来韓国検察などを志望する学生が履修する重要科目だ。これの成績次第で検察の選抜でもある「検察深化実務実習」の対象者決定に影響を及ぼす。

 問題流出は評価の公平性を失わせるとういうことだ。再試験することにより、リセットした問題で再チャレンジこそが真の平等と法務省側は語る。

 ネット社会の現在、大学名を例え公表していなくても、ばれる。
とある検事が講義に出向いている二つの大学がその対象だ。一般的な問題なら似てるで済ませもできようが、「墳墓発掘罪」といった事例や判例が少ないものだったのでバレてしまったのだ。

 ロースクールでは、法律の勉強だけでなく、他の科目も教えている。12月も押し詰まってきてその他の科目の期末試験も控えている中で、再試験のために再度勉強するとなると、イッパイイッパイになる者が出る可能性もある。一部の不公平、不正な大学の学生のために、いや検事の講義のために、23校の学生は迷惑を被るのだ。
じゃあ、2校の学生だけ別の問題というのも、やはり不公平になる。やはり全員が再試験するしかないのだ。

 とある検事はここまで見越して講義したのだろうか。まずは、この検事に公の謝罪をさせるべきではないだろうか。
【編集:fa】
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