韓国の65歳以上の高齢者人口が1000万人を超え、総人口の20%になった。超高齢社会と韓国では位置づけている。
さらに全人口で一人暮らし世帯が36.1%から増加の兆しをみせている。およそ、804万5000世帯が一人で成り立っている(同居者がいても、世帯分離していれば1世帯カウント)。

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 このまま1人世帯が増加していくと、20年後には1000万世帯になる。現在の比率から行くと、高齢者の1人世帯は、200万世帯を越すだろう。その高齢者たちをケアするのに、フィリピン人の実習生を雇ったり、介護ロボットの開発をしたり、韓国は必死になっている。

 1人世帯は、家族がいる人より恩恵を受ける分が多々ある。例えば認知症になった場合、1人にはできないから優先的に生涯過ごせる施設に収容されることになる。現行のままなら、20年も経たないうちに、人材不足で破綻する。

 少子高齢化は韓国でも著しい問題だ。子供がいないので、全国の保育所の数が、2万7387か所で前年より5.4%減少している。幼稚園も、8294か所と前年比で1.7%減っている。ただ、子供が少なくなった分、国公立保育所は入りやすくなった。
国も自治体も子育てに力を入れている姿勢は見せている。
ただ、この子たちが20年後に、多くの高齢者を税金面で支え切ることはできない。

 認知症になるかならないかは、生きてみないとわからない。肉体面の加齢的な衰えだけで一人暮らしを続けられる高齢者もいる。すべて国頼りではなく、一人一人が自分の老後にどう立ち向かうか、韓国の高齢化に問われている。

【編集:fa】
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