NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は2026年1月27日、インド政府電子情報技術省傘下のインド半導体ミッション(ISM)代表団を都内のNXグループビルに迎え、同国での半導体物流網構築に向けた戦略的パートナーシップについて協議したと発表した。協議では、インド西部グジャラート州のドレラ地区における世界水準の物流ハブ実現に向けた具体的な意見交換が行われた。


その他の写真:インド政府電子情報技術省傘下のインド半導体ミッション(ISM)代表団を都内のNXグループビルに迎えた。

 ドレラ地区はデリー―ムンバイ産業大動脈(DMIC)沿線に位置する新産業都市で、半導体や電子部品関連産業の集積が期待されるほか、鉄道や道路、港湾などのインフラ整備が計画的に進んでいる。会談にはISMのアミテシュ・クマール・シンハ最高経営責任者(CEO)らが出席し、NXHDの岡西康博執行役員やNXグループインド代表の名古屋輝明氏らと、倉庫計画や鉄道整備の進捗、政府支援の可能性、NXグループによる土地活用策について議論した。

 NXグループはインド市場を最重要戦略地域の一つに据えており、2028年までにインド事業の売上高を2023年比で約3倍の600億円(約4億ドル)に拡大する目標を掲げている。現在、同国内の39都市で103拠点、60倉庫を展開しているが、今回の連携により更なるネットワークの拡充を図る。インド政府はISM2.0として、先端パッケージングや装置、化学、材料分野まで支援対象を拡大しており、日系企業の参画も見込まれている。両者は今後も連携を強化し、インドの半導体産業の成長を支える物流基盤の構築を共同で推進していく方針だ。
【編集:af】
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