日本では、この真冬の中、なんでか、衆議院選挙戦が繰り広げられている。ある党は、組織票のため(ひいては、自分の収入のため)バックに大宗教がついている党と合併した。
そんなことしなくても「真のお母様」の影響力のある党は、ポスターなど抽選結果とほぼ同時に貼り終わっている。単体の政治で選挙をするのではなく、うしろにどんな宗教がつくかで日本の政治は進んでいく。もちろん、候補者を選ぶのも、宗教・信仰を選ぶのも国民一人一人の自由だから、「現実に政教分離ができてないじゃないか!」というのは野暮というもの。

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 それは韓国でも同じこと。韓国発祥の「真のお母様」のいる宗教は今事件の渦中にいる~そもそも韓国では農村の結婚相談所的な立ち位置であり、収益は日本からだし。
けれど、韓国風キリスト教は韓国政界とちゃんと癒着している。その先頭にいると思われるのが「新天地イエス教証しの幕屋聖殿」(略称:新天地)。韓国的発音は違うが、こうして日本語表記で党名を書くと実に怪しさが漂う。キリスト教じゃなく、イエス教とは、なんぞや? 。聖書的にまっすぐに「幕屋」の意味を現すと「神殿」の意味になり、聖書でひっかかる言葉を繰り返している宗教名だ。もはや、聖書をベースに教えているのかすらわからない、新解釈、都合のいい解釈なんだろうな。

 この宗教は、尹錫悦前大統領の際は優遇されていたとみられる。
「国会議員とも会い、青瓦台の人にも会い、判事にも会って、一つの問題を解決していけばいい。そうやって静かに、鬼にも知られないように進める」という。つまり、鬼とは尹前大統領のことだ。しかし、大統領が一方的に裏切って、教祖的な立場の人間が短期だが起訴された。これは大統領の仕業。
自分たちの宗教は、尹前大統領の選挙応援も盛大に行っているので、内情もよく知っている。どれだけ不正腐敗も把握しているので、検察を離れた尹氏など敵でもなんでもないという発言だ。

 その仕返しを、今の政権と懇意になって仕掛けようとしている。死刑が懲役5年になったのは、この教団が動いたのかもしれない。

 立候補者の身体検査をしっかり行い、出たい人でなく出したい人であり、きちんとしたビジョンを持っていれば、宗教票や組織票に頼らず、どの議会でも当選するはずだし、そうあって欲しい。

 でも、どこの国も「神(怪しい宗教)頼み」で選挙は行われる。元首相が狙撃されて命を落とした宗教との関連性も遅々として明らかにされることはない。

【編集:fa】
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