エアアジアXは2026年2月11日、クアラルンプール、バーレーン、ロンドンのガトウィックを結ぶ新規路線の開設を発表した。運航開始は2026年6月26日を予定しており、バーレーンを中東、東南アジア、欧州を繋ぐ戦略的ハブとして確立する方針だ。
バーレーンとロンドンの区間は、2024年8月に就航したクアラルンプール、台北、大阪線に続き、同社にとって2例目の以遠権を活用した路線となる。同社は現在、エアバスA330型機を用いてアジア23カ国95都市へ週約2000便を運航しており、今回の新路線により世界150以上の目的地を結ぶネットワークがさらに拡大される。

その他の写真:現地で行われた記者会見での集合写真

 キャピタルAのCEO兼エアアジアX顧問のトニー・フェルナンデス氏は、バーレーンを戦略的ハブとすることでアジアと中東、欧州を効果的に結び、将来の拡張に向けた基盤を構築すると強調した。この提携は航空事業のみならず、貨物や整備、修理、オーバーホール事業の成長も支援するもので、物流ベンチャーのテレポートは5000万米ドルの資金調達を経て同日バーレーンへの初フライトを到着させている。バーレーン王国のサルマン財務・経済大臣は、この投資が同国の接続拠点としての地位を強化し、直接雇用の創出や観光、物流、ホスピタリティ分野での経済効果をもたらすと評価した。

 運航スケジュールは、クアラルンプール発バーレーン経由ロンドン行きのD7 972便が毎日22時00分に出発する。バーレーンでの乗り継ぎ時間は曜日により異なり、月、水、土、日曜日は1時間55分の乗り継ぎで7時25分にロンドンへ到着する。金曜日は1時間25分の乗り継ぎで7時05分、木曜日は2時05分にバーレーンを出発し1時間45分の乗り継ぎで7時30分、火曜日は1時間45分の乗り継ぎで7時20分にそれぞれ到着する計画だ。復路のD7 973便は毎日10時25分にロンドンを出発し、バーレーンで2時間の乗り継ぎを経て20時55分に同地を発ち、翌日9時55分にクアラルンプールへ戻る。

 新規就航を記念したプロモーション運賃は2026年2月22日まで販売される。クアラルンプール発の片道税込運賃はバーレーン行きが99リンギット、ロンドン行きが199リンギットから設定された。2026年2月12日現在のレートである1リンギット約39.00円で換算すると、それぞれ約3861円、約7761円となる。
期間終了後は、バーレーン行きが299リンギット、ロンドン行きが399リンギットからとなり、プレミアム・フラットベッドは両区間とも片道2999リンギットより提供される。航空券は公式アプリやウェブサイトで購入可能である。

 現地で行われた記者会見には、エアアジアXグループCEOのボー・リンガム氏、トニー・フェルナンデス氏に加え、バーレーン王国のアブドラ運輸・通信大臣、ヌール・サステナブル開発大臣兼経済開発委員会CEO、キャピタルAエグゼクティブ・チェアマンのダトゥク・カマルディン・メラヌン氏らが出席した。
【編集:af】
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