韓国ではこのほど、「海苔」の表記を「Gim」にする方向で始動した。

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 アメリカ・ロスアンゼルスの水産物常設売り場を訪れた韓国の地方の首長が、日本語で「Nori」や「Wakame」、「Konbu」と日本語発音のローマ字表記されている韓国の水産物を見て落胆した。

…なぜ韓国の海産物なのに、日本におもねなければならないのだ! 。

 国際市場というか、全世界に商品名を問うならば、世界共通語の英語表記が正しいのではないかと帰国後、韓国海洋水産部に英文表記の統一を要請した。

 然るに、海苔は「Gim」、わかめは「Miyok」、昆布は「Dasima」、青のりは「Parae」、ひじきは「Tot」とまずは5種類の海藻類から始まることに確定した。

 なぜ「Nori(海苔)」ではだめなのか。まもなく15年を迎える「2011.3.11」東日本大震災による福島原子力発電所事故に、日本産の海藻が世界中で嫌厭された。その時に世界中の海藻を支えたのが韓国産海藻たちだった。
まあまあ、海藻を海苔やひじきなどと細かく分類しているのはアジア系だけで、欧米ではざっくり「Seaweed」と呼ばれている。だから、水産市場でも「Seaweedのあれね」扱いされてはいるのだが、そこは、キンパなどヒット商品を延ばしている韓国としては、海苔よりも欧米人が馴染んでる「Gim」の方が売れ行きがいいと考える。もちろん、日本の放射性物質が含まれて放流水とは関係ないと住みわけができる。

 この首長の提案から10年が経ち、NASAが韓国・莞島の養殖場を紹介するなどで、世界銀行と世界自然基金(WWF)が訪れている。またアメリカやイギリス、オーストラリアやアフリカの海草類専門家も来た。

 韓国海苔ではなく、K-Gimが世界を席捲する日は近い。


【編集:fa】
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