マレーシアの格安航空(LCC)大手エアアジアXは26日、2025年12月期決算(未監査)を発表した。航空事業の統合を前提としたプロフォーマ(試算)ベースの通期純利益は19億6,000万リンギットに達した。


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 同社は26年1月16日付でグループ内の航空事業統合を完了しており、単一の航空プラットフォームとしての新体制が始動している。

 エアアジアX単体の通期純利益は1億9,170万リンギットを計上した。特に第4四半期(10~12月)は、機材運用の最適化により平均運賃が前年同期比15%上昇したほか、為替差益も寄与し、純利益は前年同期比3倍の7,860万リンギットへ急拡大した。

 オペレーション面では、2024年に就航したエアアジア・カンボジアが初の通期黒字化を達成し、営業利益率は7.5%となった。グループ全体のユニットコスト(1座席キロ当たりコスト)は、短距離路線における機材移行や燃油費・整備費の抑制により、前年比9%改善している。

 2026年12月期の通期社内目標として、売上高250億リンギット、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)50億リンギットを掲げる。統合による機材規模の拡大を背景に、旅客数は前期比15%増の7,900万人を目指す方針だ。
【編集:af】
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