フィリピン南部、ミンダナオ島に位置するダバオ地方の深い森。この豊かな大自然の山岳地帯から届けられた「LJ’Sピュア・ローハニー」が、健康意識の高い人々の間で静かな熱視線を浴びている。
このハチミツの最大の特徴は、人間に飼育されたミツバチではなく、この地に自生する野生のミツバチによって作られた「ワイルド・ハニー」であるという点だ。

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 透明なボトルのラベルには、内容量500ミリリットルの文字が刻まれている。その液色は深く濃い琥珀色を呈しており、一般的な精製ハチミツとは一線を画す重厚感がある。注目のポイントはボトル上部に浮かぶ白い泡だ。これは加熱処理や過度なろ過を施さない「生」の状態であることを示しており、植物由来の酵素や栄養素がそのまま息づいている証拠にほかならない。

 品質に対する信頼性も、公的な裏付けがある。製造を担うのはダバオ・デル・ノルテ州タグム市の「LJ’Sハニービー・ファーム」で、フィリピン食品医薬品局(FDA)による認可を取得済みだ。ラベルには認可番号3000010770059が明記されており、不純物の混入が懸念されがちなハチミツ市場において、確固たる安心感を提供している。

 現地の小売店では、1本あたり250ペソ前後の価格帯で棚を彩り、地元の特産品として確かな地位を築いている。万が一、温度変化により結晶化が進んでも、ぬるま湯で湯煎すれば、本来の滑らかな質感を取り戻すことができるという。野生の花々の香りと大地のエネルギーを閉じ込めたこの黄金の滴は、自然との共生を象徴する一品として、今日も多くの食卓を豊かに彩っている。

 「野生ゆえの複雑な風味と、喉を通る際の心地よい刺激がたまらない」。
そんな愛好家の声が聞こえてきそうなほど、一滴に込められた物語は深い。フィリピンの太陽を浴びたこのハチミツは、今後も国境を越えて多くの健康を支えていくことだろう。
【編集:安間 啓哲】
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