韓国では、基本3月2日から新年度がスタートするので、卒業時期は12月下旬から1月ぐらいだ。それを踏まえて、3月に卒業時期を迎える日本への提言と言えるかもしれない。


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 韓国では、卒業アルバムがどんどん作られなくなっている。個人情報保護のためという名分からだ。また、一つには、高級革張りの卒業アルバムは入学時から積立徴収されて「買わされる」という事実もあるかもしれない。子供からしたら卒業時にもらったと言う認識かもしれないが、チリツモで支払わなければならない、親には修学旅行や指定制服とかを含めて負担なのだ。

 あなたは、卒業アルバム手元にありますか。年に何回見ますか? ユーミンじゃないが卒業写真のあの人に「時々叱って」もらってますか。
まず、60になったとき、懐かしいの前に「こんな時代人生にあったか」って思いませんか。

 国際的にネット社会。もちろん嫌いな先生もいる。アルバムの先生の写真に加工してネットで晒す。特に女の先生は猥褻系で晒し、脅迫や嫌がらせに使用されている。
先生でこうなのだから、同期をもちろんつかわないわけはない。

また、小銭稼ぎにそんな業者にさっさと売っぱらってしまう者もいるだろう。

 住所対策は、きっと今のアルバムはすでに対策が施されていると思われるが、昭和のアルバムなど電話番号(電話がない場合、呼び出しという文字まで)や親の職業まで書かれてたりもする。それが、正直、オレオレ詐欺の一端で使われているとも限らない。
韓国だってそんな時代もあっただろうから、もう、この学校の管轄に住んでいた人! って感じで住所録はないかも、児童や生徒に関しては。

 だが、韓国には5月15日を「師の日」として、恩師に手紙を書く習慣がある。アルバムの先生の住所はきっと必要だ。ネット社会で、紙でお便りを出す習慣がなくなりつつあるだけに、住所を知るのはその手ぐらいなものだ。
それすら、アルバムがなくなれば、手紙のあて先がわからず、数十年後には「師の日」そのものの文化がなくなる。

 でも、不登校者も増え、人間関係もあまりいい思い出がない。そんな学校生活は記憶で抹消するより、アルバムそのものをなくした方がいい。

 韓国の学校から学んだ気がする。

【編集:fa】
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