中国でこのほど、「過度な宿題」を禁止する措置が発表された。児童や生徒の心身の健康を促進するためである。

学校が過度な宿題を出すために、本来ゆったりと心身を休めるべきな家庭でも勉強しなくてはならない。人間にとって必要な休憩時間を不当に奪ってはならないのだ。

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 国際的にみて中国の学校は一般的に宿題の量が多いらしい。そのために物理的睡眠不足が起こり、抑うつや不安などが増加している。

 しかし、それは宿題だけのせいだろうか。富める国中国の子供たちは、習い事においてもなにかと忙しい。
仮に、今の宿題量を、塾や習い事なしで、帰宅後にすぐにやれば妥当な量ではないのだろうか。また学校の授業をきちんとやっていれば、宿題は案外簡単に解けるものだし、宿題の他に予習復習もして、夕ご飯前には終わるはずだが…授業で教えられないくらいの量を中国の文部省あたるところが推奨しているのか。

 児童や生徒は大学進学につながる勉強のために塾に行く。学校はいわば昼間の安全を確保する場所であり、学校で学ぶものなどないといった風潮に世界中がなくなっている。そこに、宿題までなくしてしまったら、もう学校の存在意義がなくなるではないか。

 幼稚園で小学校の勉強先取りも禁止された。
禁止ということはすでに親が望んでやらせていたと言うことであり、公には禁止だが、幼児からの英才教育が中国では当たり前になっているということだ。

 宿題の量について、過度と言っても、それは受け取る側が決めることで、クレーマーから身を守るために教師は全く出さなくなるだろう。

 学校をとりしまるのではなく、子供は遊びから世の中を学ぶ。日本の昭和のような、今発達障害でも、当時は個性にしかならん時代にはもう世界的にはならないのだろうか。

【編集:fa】
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