どこの国でも、労働者には転職の権利があってしかるべきだ。もちろんそれがスムーズに行く国と行かない国の差はある。

また辞めてからどこで働こうと、それは前の雇用先がどうのこうの言う権利はないはずなんだけれどな。

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 韓国で、現在の職場より年収で150万円ほど増えるところに転職が決まった会社員がいる。
辞めるべく会社では、約3年間働いたが年収は40万円ほどしか上がらなかった。だから他のもっと条件のいい会社に転職して働くのはダメではない。
そもそも、残業代は出ていなかった。それは退職金として積まれていると思っていた。
だが、退職後1週間しても、1ウォンも口座には振り込まれていない。

 韓国人だから厳しく抗議したのだろう。すると辞めた会社側は、「うちを裏切ってでていくんだろう」と言った。さらに「退職金を当てにするより、年収自体が上がるから、問題ないじゃないか」と。

 韓国にも労基はある。韓国に厳格な就業規則が存在するかは謎だが、労基はそもそも、会社の(日本における)就業規則を元に指導をする。
そこに退職金の対応についての記載があれば、会社側は従わなくてはならない。もしかすると3年程度では出ないのかもしれない。また、残業もサービスでやっていたところがあって、積み立てて退職金になる事例はないのかもしれない。だから、ネットに「退職金も紅ひどい会社」と書き込んで炎上させている可能性もなくはない。

 新しい会社はすばらしいところだという。「元の会社の方々に転職がよかったねと言ってもらいたい」。正直それは無理な話だ。あなたが辞めた分の仕事を、サービス残業している人がいるかもしれないから。

 退職金は支払われて当然だが、就職した時の取り決め次第。

【編集:fa】
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