フィリピンの空の玄関口、マクタン・セブ国際空港の国内線出発ロビー(ターミナル1)に、日本のカプセルトイ文化を発信する「ガシャポン バンダイオフィシャルショップ」が登場し、旅行客の間で大きな話題を呼んでいる。

その他の写真:2026年4月11日撮影

 同店がオープンしたのは2025年12月1日。
フィリピン国内でも最大級の設置台数を誇る「SMモール・オブ・アジア店」などに続き、ついにセブの主要空港内への進出を果たした。赤を基調としたモダンな店舗デザインは、搭乗前の落ち着いたロビー内で一際目を引く存在感を放っている。

 店内には、日本でも人気の高いアニメキャラクターから、精巧なフィギュア、実用的なミニチュア雑貨まで、バンダイならではの最新ラインナップが整然と並ぶ。特筆すべきは、その圧倒的な清潔感と管理の行き届いたサービスだ。空カプセルの回収ボックスも完備され、日本の「おもてなし」の精神が細部にまで息づいている。

 実際に訪れた利用客からは、「待ち時間がこれほど楽しくなるとは思わなかった」「子供だけでなく、大人もついつい夢中になってしまうクオリティ」と絶賛の声が上がっている。フィリピンでは近年、日本のサブカルチャー人気が急速に高まっており、単なる「おもちゃ」の枠を超えた「ジャパン・クオリティ」の芸術品として、ガシャポンが広く受け入れられている証左といえる。

 空港という立地もあり、フィリピン国内を旅する現地観光客はもちろん、セブでの滞在を終えて帰路につく人々にとっても、手軽に持ち帰れる「最後の土産物」として重宝されている。

 デジタル化が進む現代において、硬貨を入れ、ハンドルを回す瞬間の「何が出るかわからない」というアナログな高揚感。それは、セブでの旅の思い出をより鮮やかに彩る、最高のエンターテインメントとなっている。
【編集:Eula】
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