【その他の写真:ヤンゴンで開催されたSDGsに関するセミナー】
カンボジア・プノンペンを中心に活動するクリエイター集団「ソーシャルコンパス」は、17の目標のそれぞれをアニメキャラ風に擬人化した。「すべての人に健康と福祉を」という項目は、医者をイメージしたお化けのキャラを設定。「人や国の不平等をなくそう」という目標では、裁判官をイメージした魔女っ娘をデザインした。6月22日に同集団はバージョン2のデザインを発表、今後キャラの名前や背景など詳細を詰める。代表の中村英誉さんは「ゆくゆくはアニメ化したい」と意気込む。
一方、ミャンマー最大都市ヤンゴンでは6月26日、日本工営やジェトロなどが主催して「在ミャンマー日系企業のための持続可能なビジネス戦略」と題したセミナーを開催。「ミャンマーでは法制度がしっかりしていないため、法令を守るだけでは不十分。企業の姿勢が問われる」などとして、SDGsなど環境や社会の影響を意識することが同国でビジネスをするうえで重要だと訴えた。同様の日本企業向けセミナーはヤンゴンで初めてという。
【取材/執筆:北角裕樹】