【その他の写真:韓国のイメージ】
人選が遅れていた、韓国の列席者がやっと決まった。
韓国国務総理室では「政府を代表する祝賀使節として行く」として「特使ではない」と強調している。「大統領の特使」とした場合、イ首相は、文大統領の責任まで負わなければならない。政治的負担がとても大きくなる。一応は「大統領の次の序列の行政府首班である首相に『特使』という名称はふさわしくない」としている。
来日は、22日から24日までになる。「日本の首相の他に政財界の誰と会うかなども、今後、日本と協議しなければならない」としているが、こんなギリギリになって、各要人に時間を割けというのが無理な話だ。時間を作ってもらえるのが、韓国の重要国としての立場として当たり前だと語っているのだ。イ首相自身は、日本の人脈がある。
仮に、成功を収めた場合、残り少ないとみられる文政権の次の大統領に選ばれるという話がまことしやかに伝えられている。与党の時期大統領選候補群に属しているからだ。
今回の訪日で、日韓関係の突破口を用意することができれば、噂は本当になる。しかし、何の成果も得られなければ、韓国の国民感情の逆風を受け、政治的負担も大きくなる。
自国の問題を、日本の慶弔の式典に委ねる。どこまでも卑怯なやり方をするのだろう。まだ、1週間ある。「出席は見合わせる」という答えが一番ふさわしいのではないかと思えるが、いかがだろうか。
【編集:RL】