【その他の写真:ミドルキックを放つ渡慶次選手(左)とガードするトゥトゥ選手(ヤンゴン、撮影:北角裕樹)】
試合は序盤、ローやミドルのキックを両者が散発的に繰り出す様子見の展開。第3ラウンドに入り、トゥトゥ選手が攻勢に出ると一気に激しい打ち合いとなった。第4ラウンド中盤、トゥトゥ選手はパンチと頭突きのコンビネーションで渡慶次選手からダウンを奪った。これに対し渡慶次選手のセコンドがタイムを要請。2分間の休憩を経て渡慶次選手は再びリングに立つものの、トゥトゥ選手の大振りのパンチの連打を受け後退、投げ技で全身を強打した。渡慶次選手はコーナーでしりもちをついた姿勢となり、レフェリーはこれをダウンと認定してカウントを開始。しかし渡慶次選手は茫然自失とした様子で立ち上がれず、レフェリーがKOを宣告した。
試合終了後に渡慶次選手は「バーンといいのをもらったと思ったら、下半身が動かなくなった。気づいたら表彰台で相手がベルトを巻いていた」と話し、試合中の記憶がないことを明らかにした。
ラウェイは、キックボクシングに似たミャンマーの伝統格闘技で、一説には1000年の歴史があるとされる。バンテージを巻いただけの拳で殴り合うことや、頭突きや投げ技も認められている。
渡慶次選手はラウェイ関係の有志らとともに、ミャンマーの教育支援活動に従事している。「子どもに夢を見せるために勝たなくてはならなかった。残念だ」と振り返った。
【取材/執筆:北角裕樹】
 
                         
                             
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                         
                                 
                                 
                                 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                    







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