【その他の写真:韓国のイメージ】
確かに、両者は大人であり、双方の国において政治の世界でのトップである。社交辞令にしても、この挨拶は一応適切な物ではある。
しかし、最近なにかと齟齬が多い日韓関係において、首相が代わったからといって、実に馴れ馴れしいフランクな状態になれるものなのだろうか。演技だとしたら、あまりにセリフのタイミングが数ページずれている状態である。本当に関係を正常化したいのならば、まず「いろいろと今まで失礼をしました」と詫びを入れてからではないだろうか。
「尊敬する議長、各国首脳のみなさま、特に、日本の菅首相にお会いできてうれしいです」と、テレビ電話上から語り掛けた…テレビ電話は、生で会ったとは言わない。
過去の歴史をほじくり返して、徴用工問題などすでに解決済みの問題を賠償金の問題にしようとしている。韓国国内にある、日帝時代の遺物の国有化と現金化を急いでいる。それは、たった三カ月ほど前の韓国の姿だ。
あくまでも日本が悪いを、繰り返していた。なのに、首相が代わったからと言ってなかったことにするのだろうか。
まだ菅首相は、対韓国問題を良好にするか、今までのままなのか、決めてはいない。
【編集:fa】