【その他の写真:選挙のイメージ イラスト】
選挙に合わせて、ソウルの市内バスや屋外電光掲示板に「ミンジュ、好きだ」というディスプレイが登場した。広告主は動画配信サービス大手のNETFLIX。「好きなら鳴る」(邦題「恋するアプリ Love Alarm」)というドラマのPRのためだと答弁している。しかし、ドラマには、「ミンジュ」と呼ばれる登場人物もあだ名も、地名すら登場しない。それでも苦しい言い訳は続く。「一般人の名前を広告のフレーズにいれるイベントの一環」と。なら「文」とか「ムーン」とかでも逆に問題はないんじゃないか。「ミンジュだけでなく、ハナやヒョンジュ、イェジンなど他にも41パターン提案している」のだそうだ…こんな微妙な時期に、か。
「ミンジュ」は、「民主」(与党)を連想させる。民主から出ている候補に、注目が行く。
韓国にも、政府と懇意にしている広告代理店が存在する、当たり前だ。
ただ、選挙には、選挙法というものが、必ず存在し、それに違反すると、当選さえ無効になるだけでなく、しばらくの間立候補すらできなくなる…日本では。
ここで、違反に問われない当日の運動の裏技を披露しよう。人が集まるショッピングモールで、電話で呼び出しをお願いする。関係者のTwitterでは運動できないが、応援したい人個人として考えるならば、個人名単独で、書き込む。これで何票入るかはお約束はできないが、少なくとも、選挙に行く人はいる。
選挙は、ある意味、広告代理店ウラの仕事の一つでもある。金の為ならなりふりなどどうでもいいから…最近まで意外に知られていなかったけど。
【編集:fa】