【その他の写真:韓国イメージ】
人道上の問題で、各国が、ウクライナ難民の受け入れを続々表明している。韓国もまた、その国の一つだ…日本よりも、地続きで歩いてこられる可能性が高いからとも言える。
韓国には「移住民法律支援センター」がある。主宰者は元国家人権委員会職員で弁護士。故に、民営のセンターだ。
ウクライナ難民は国が世話をするので、民間の関与は必要としないかもしれない。けれど、センター長は、いくつかの移民への不当な扱いを提示する。
東南アジア出身の20代の女性が交通事故にあった。彼女は電動アシスト付き自転車に乗っていた、そこに突然小学生が飛び出してきた。小学生は歯が二本抜けた。彼女のビザはまもなく延長審査期間になる。この事故が影響したらどうしよう。
やはり20代の女性。日本でも韓国人花嫁がその身内や友達を日本に呼び寄せ結婚させることはよく聞く。韓国人は韓国人同士で結婚したらいいのに、嫁の来てがないので、他国の女性を求める。彼女の姉がまず韓国人と結婚した。彼女は姉の招きで韓国に来た。さびしさからネットで独身と称する韓国人男性と出会い、結果妊娠した。そして連絡がとれなくなった。よくある話だ。中絶を宗教上許さない国に生まれた彼女は一人で出産した。訴訟を起こし、子供は韓国籍を得ることができた。
移民を労働力としか見ていないのは、近年日本の中抜きシステムでも指摘されるところだ。日本の最低賃金も、日本人ではないから守られることはない。それは韓国も同じだし、日本以上過酷な仕打ちを受けている移民、貧困層の外国人が多い。
移民に頼らなければ、産業が成り立たないのであれば、移民に対する正当な法律が必要だ。
なんとも気持ちの悪いシステムがまかり通っている国に、今日も移民が来る。
【編集:fa】