【その他の写真:韓国イメージ】
そんな韓国で考えられないことが起こった。
マレーシア人のトランスジェンダーの女性(生物上、男性として誕生)を難民認定した。10歳の頃から「女性」が自分のアイデンティティとし、15歳からは女性ホルモン投与を受けて来た。人間は心の性と、生きて行く性を選び取ってから生まれるものではない。生き辛かったら、生きやすい方を選ぶべきだとは同情する。豊胸手術もすでに済んでいる。お化粧をし、女性用の洋服を着ている。
だが、マレーシアはイスラム教の国だ。宗教に沿った法律で形成されている。今から8年前に、女性としてパーティに出ていた際に「イスラム教の男性は公共の場所で女性の格好をすれば処罰」という法律に抵触し、罰金と拘禁が課された。
その後、彼女は韓国に居を移し、5年前にも難民認定の申請をした。これは受け入れられなかった。ただ、これはニュースにもなった。このままマレーシアに帰国すると、様々な迫害が簡単に想像できる。彼女は再度申請をした。そして、今回の難民認定となった。
難民を限りなく認めないようにしている韓国で何が起きたのか。彼女は、もちろん希望すれば、生きやすい国に移ることもできるが、韓国で難民として生きて行くのか。
戦争で逃げざるを得なかった人は難民ではなく、LGBTQは認めるのは…韓国の整形は世界一だよ! という雄たけびだろうか。
【編集:fa】