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日本にも障害者雇用があります(国や自治体から支援が出ます)。それと同じように、韓国でも障害者雇用がありました。しかし、この組合は本当の障害者のために機能していませんでした。まず、建設現場約140カ所のリストを作りました。主に鉄筋工事が行われている場所です。そこに、日当8300円から14000円で偽障害者(障害者の芝居ができる健常者)10~20人を雇い、「障害者雇用しろ!」とデモを起こさせました。このようなデモが頻繁に行われれば、工事の進捗状況に影響が出ます。現場側も「今すぐ立ち退け料」みたいな感じでお金を出します。それは労組発展基金の名目だったり、帳簿上だけで雇ったことにした賃金だったりします。
140カ所もリストアップしたにも関わらず、8カ所の現場(6社)から合計3万5300円を脅し取りました。苦労の割には日当合計にもならない間抜けな詐欺です。
捕まってみると、本部長と組織局長、交渉局長の3人だけの組合でした。3人とも障害者ではなく、障害者は所属しておらず、組合員もいませんでした。
韓国人がマイナスになる詐欺を行うわけがないので、支払ったことを隠している業者が存在しそうです。
韓国の工事現場の主戦力は外国人労働者です。誰かが知恵をつけなければ、組合など作りません。安く使ってポイ捨てします。会社は期限通りマンションを突貫工事すればいいだけです。そこに安全性などありません。だから、障害者を支援金目的でも使うわけがありません。そこに目を付けた韓国っぽい詐欺でした。
【編集:fa】