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9か月の赤ちゃん。園の規則通りの時間に寝ないことも充分ある。仮にも保育園を営む保育者であれば充分にそれを知っていなければならない。この子だけでなく、生き延びてはいるが、他の赤ちゃんも同じことをされていた。だからといって、すべての子が死にはしないという判断にはならない。
裁判所は、19年の懲役を言い渡した。クッションを置くことによって圧力を減らそうと努力したからだと。さらに、息をしていないと気が付くと、119番に通報し救助隊が着くまでの間、心肺蘇生法を施したから、殺人の意図はなかったとの理由で有期刑になったのだ。
それは死なれたら困るから、心肺蘇生法を必死で行うだろう。それはその子に対する贖罪ではなく、自己保身でしかない。
懲役だけではなく、この園長には、勉強と言う自由が与えられる。韓国とは摩訶不思議な国だ。
この赤ちゃん、実は、ベトナム人夫婦の子だ。2021年に韓国に移住してきたという。そして2022年3月にこの子が生まれた。移住してくるくらいだから、将来的にこの子が韓国社会で浮かないように韓国名で名付けられた。皮肉なものだ。母親が大学院に通うために、この保育園に預けられ、たった5日目に起きた殺人事件。
両親ともが、ベトナムなら死刑だ! と泣きながら主張しているが、ではなんで、韓国に来た? ライダハンを知らなかったのか? 韓国は魅力的に見えても根本はそんな国だ。自分以外の命など虫けら以下が当たり前の国なのだ。
学ぶことは今でなくてもできる。大学院は来年だってある。9カ月で死ななければならなかったこの子にとって、手を下した園長だけでなく、韓国社会も、韓国の本質を見抜けず自分の未来を優先した親も共犯だ。韓国で生まれなければ、生きていた命だ。
【編集:fa】