SAF推進、タイ国際航空とORが提携
タイ国際航空(THAI)とPTTオイル・アンド・リテール・ビジネス・パブリック・カンパニー・リミテッド(OR)は、持続可能な航空燃料(SAF)の提供と、両社間の将来の協力に関する覚書(MOU)に共同署名 画像（1枚）
　2023年12月、タイ国際航空(THAI)とPTTオイル・アンド・リテール・ビジネス・パブリック・カンパニー・リミテッド(OR)は、持続可能な航空燃料(SAF)の提供と、両社間の将来の協力に関する覚書(MOU)に共同署名した。この提携は、タイ国際航空がパイロットフライトでSAFを採用し、ORとの協力を通じてSAFの研究と生産を促進することを目指している。


【その他の写真：タイ国際航空　ボーイング787】

　SAFは、使用済み食用油、サトウキビエタノール、廃棄物から生成され、ライフサイクル全体で通常の航空燃料よりも二酸化炭素の排出量が80％減少する。また、エンジンの改造が不要で、通常の航空燃料であるJet A1と混合できる互換性がある。

　タイ国際航空は、2050年のネットゼロエミッション目標の達成に向けて取り組んでいる。これは、国際民間航空機関(ICAO)、国際航空運送協会(IATA)、欧州連合の規定に基づいている。

【編集:af】
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