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「平壌ビビンバ」。ビビンバをメニューに出す料理人ごとに似たり寄ったりはあっても、同じものはない。北朝鮮のビビンバが特別かと言えばそうでもないだろう。しかし、北朝鮮が今敵視している韓国の「ビビンバ」と同列に扱われるのは死ぬほど嫌だろう、いや、認めないはず。つまり、いずれ、「ビビンバ」は、北朝鮮が発祥の地であり、韓国人が薄汚くマネをすべく、レシピを盗んでいった論争が起きかねない。
北朝鮮の印刷技術のトップが施したように、目玉焼きは実においしそうな景観だ(日本では、目玉焼きが温泉卵や半熟卵になっているレシピもある)。観光に来たロシア人、あるいは、中国人のすべてが、この「平壌ビビンバ」を食することができるかというと、北朝鮮国民が卵1個を食べるためにどれだけの苦労を強いられるかを考えると難しいであろう。
今、北朝鮮は変わろうとしている。しかし、どこか発想が韓国に似ていることは間違いない事実でもある。
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