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1位は、94年度の流行語大賞となった《同情するなら金をくれ》。ドラマ『家なき子』で、まだ幼い顔つきの安達祐実が叫んだこのセリフは、インパクトの強さでは他の追随を許しません。2007年に社会保険庁が記録漏れの年金受給者のために作った「過去を思い出すためのヒント集」にもこのセリフが取り上げられていたことがわかり、物議を醸しました。どんな流行語でも、使う場所を間違えると相手に不快感を与えかねませんので注意が必要ですね。
続いて2位は《なんじゃこりゃあああ!》。刑事ドラマ『太陽にほえろ!』で松田優作演じる「ジーパン(柴田純)刑事」が銃撃され、自分の体から流れ出た血で赤く染まった右手を見て叫ぶセリフです。実はこの《なんじゃこりゃあああ!》は、収録時に松田が出したアドリブだったというから驚きです。
そして3位は《この紋所が目に入らぬか!》。昨年末、42年間の長い旅を終えた黄門さま。番組終盤で身分を明かし、悪党がひれ伏す…というシーンで毎回スカッとした気分を味わうことが出来たという人も多いのでは。身分を明かし、印籠を出すときに必ず告げられるこのセリフですが、実は「あえて印籠を出さない」回を製作したこともあったとか。しかし放送後に「寂しい」「何故印籠を出さない?」と視聴者から多くのクレームが届き、チーフプロデューサーは「一見マンネリでも“変えてはいけないもの”がある」とわかったそうです。
4位以降にも《事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!》《僕は死にましぇーん! あなたが好きだから!》など、懐かしいセリフが続きました。この週末はビデオやDVDをレンタルして、過去の名作ドラマの世界にひたってみる…というのもいいかもしれませんね。
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1. 同情するなら金をくれ
2. なんじゃこりゃあああ!
3. この紋所が目に入らぬか!
4. 事件は会議室で起きてるんじゃない 現場で起きてるんだ!
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