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そんな『モーニング』掲載作品の中でも、「次に実写・アニメ化されるならこの作品に違いない」と熱い注目を集めているのが、名作スポーツ漫画『SLAM DUNK』を手がけた井上雄彦の《バガボンド》です。原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』ですが、大胆なアレンジを行うことによって、別物と言ってもよいほど独自の魅力を備えた作品に仕上がっています。漫画ならではの表現を突き詰めた感がある作品だけに、実写・アニメ化には少々ハードルが高い作品にも思えますが、「もし実写・アニメ化されたらどうなる?」というのは気になるところです。
続いての人気は、OLたちの日常を描いた秋月りすの4コマ漫画《OL進化論》です。1989年の連載開始からすでに20年以上続いている息の長い作品で、大人の男性向けが多い『モーニング』作品の中では、そのほのぼのとした雰囲気で異彩を放っています。4コマの実写化は難しい面があることも想像できますが、安定した人気があり題材も身近なだけに、一度もアニメ化されていないのは少々不思議な気もしますよね。
以下、《不思議な少年》、《大使閣下の料理人》と人気作品が続きますが、これ以外にも実写・アニメ化されたらどうなるのかと期待が高まる作品ばかりがズラリと並び、『モーニング』掲載作品の層の厚さが実感できるランキングとなりました。
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