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栄えある1位に見事輝いたのは「ワォ!」でおなじみの《岡田圭右(ますだおかだ)》になりました。今やスベリ芸人の代表格のような扱いですが、実は「ますだおかだ」は、第2回M-1グランプリで優勝するほどの実力派芸人なのです。ちなみに本人は自身初の単独単行本『無欲~岡田がおかだである理由~』が出版されたとき、「スベリ芸を17年間、無欲でやってます」と語っています。2位になったのは《千原せいじ》。せいじといえば、天才的に人付き合いがうまく、初対面の芸人やスタッフはもちろん、一般人やときにはロケで会ったアフリカ・マサイ族の人々とさえも、すぐに打ち解けてしまうほどだとか。そんな彼のトークは、「洗練された芸人のネタ」というよりも、「近所のおっちゃんのしゃべり」っぽいので、実力がわかりにくいのかもしれません。3位の《児嶋一哉(アンジャッシュ)》は、モテキャラの相方・渡部建との対比もあり、ヘタレキャラ扱いされることが多いですが、アンジャッシュの持ち味である「勘違いネタ」は綿密な計算のもとにつくられるもの。彼の発言がスベッて見えるのも、自分のキャラを考慮した上での計算なのかもしれませんね。
「スベリ芸」とはいえ、笑いを引き起こすためには、その場の雰囲気やタイミング、周りにいるメンバーなどあらゆる要素が整っている必要があります。笑いとして確立された「スベリ芸」、実は結構奥が深いものなのかもしれません。
調査方法:NTTドコモ「みんなの声」にて投票を実施
投票数:15250票
投票期間:2013/7/23~7/30
※この結果は科学的な統計にもとづくものではありません
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