東京と新大阪を結ぶ東海道新幹線では、「のぞみ」をはじめとして「ひかり」や「こだま」が運行しています。車中では本を読んだり、寝て過ごしたり、皆さん思い思いに過ごしていますが、他の人が実践している東海道新幹線ならではのおすすめの過ごし方って気になりませんか? 今回は、東海道新幹線に関する2つのランキングをもとに、多くの方が実践している楽しみ方をご紹介します。

  ■東海道新幹線から見る、好きな車窓ランキング
1位 なんといっても富士山!
2位 静岡・一瞬海側に見える富士山
3位 静岡・熱海付近で見える海
4位 静岡の茶畑
5位 京都駅付近の京都の街

 車窓の景色を楽しめるのも、東海道新幹線の魅力の一つですよね。さまざまな景色の中からみなさんのお気に入りを調査した「東海道新幹線から見る、好きな車窓ランキング」では、《なんといっても富士山!》が1位を獲得しました。三島駅から新富士駅までの区間は、車窓からほぼ富士山を望むことができ、新富士駅周辺では、裾野までの富士山の眺望が美しいと評判です。2位にも、《静岡・一瞬海側に見える富士山》がランク・インしました。富士山は、東京から大阪へ向かう場合には、右側の窓からのみ見えますが、静岡市ではカーブを走る関係で、一瞬だけ天気がよければ、左の海側の窓から富士山が見えることもありますよ。3位は、《静岡・熱海付近で見える海》。小田原から熱海、熱海から三島の間はトンネルが続きますが、トンネルから出た合間、合間に美しい海を眺めることができます。4位には《静岡の茶畑》が入りました。静岡駅を過ぎて、大井川から掛川駅辺りでは、一面の茶畑を目にすることができます。5位は《京都駅付近の京都の街》。東寺などの京都の街並みや鴨川を車窓として楽しめます。上位4位は、静岡県での車窓がランク・インする結果となりました。
東京から新大阪方面へ向かう場合には、小田原を過ぎたら外を眺めてみてはいかがでしょうか。

東海道新幹線で食べる、お気に入りの駅弁ランキング
1位 牛めし弁当
2位 抹茶ひつまぶし日本一弁当
3位 うなぎ弁当(赤ワイン仕込)
4位 名代 鶏めし
4位 牛すき重

 次なる新幹線のお楽しみは、地域によってさまざまな味を楽しむことができる駅弁! 「東海道新幹線で食べる、お気に入りの駅弁ランキング」の1位《牛めし弁当》は、かつて東京駅で販売されていた人気のお弁当です。2位には《抹茶ひつまぶし日本一弁当》がランク・イン。三河安城駅と名古屋駅で販売されており、三河一色産うなぎを使用し、名古屋名物のひつまぶしをお弁当仕立てにしています。3位の《うなぎ弁当(赤ワイン仕込)》は、赤ワインが入った特性ダレに、漬け込まれたうなぎが焼き上げられてごはんの上に載せられた贅沢な逸品です。浜松駅で販売され、2500円ほどする高価なお弁当です。4位の《名代 鶏めし》は、名古屋駅で販売されています。名古屋コーチンのダシで炊かれたごはんの上に、照り焼きにされた名古屋コーチンが載っている、鶏づくしのお弁当。卵焼きや煮物も入ったやさしい味わいです。同じく4位の《牛すき重》は、東京駅や品川駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅などで販売され、一部の列車では車内販売も行われています。東京版、名古屋版、大阪版と味が異なります。
 新幹線での移動時間も旅の一部として、車窓や駅弁などのグルメを楽しむと、旅や出張がもっと充実したものになりますね。


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