暑い季節になるとほぼ毎日使うエアコン。エアコンを止めた後に長時間動いているのが気になったことはありませんか。
そのままにしておくべきか切るべきか、ベイシア電器の公式サイトに掲載されている内容を見ていきましょう。
エアコン停止後の動きとは…
エアコン停止後の稼働音が気になり、再度リモコンを操作して切っている人も中にはいるかもしれません。しかし運転停止後に動いているのは、エアコンにとって大変重要なのだそうです。
冷房運転や除湿運転を行った場合、結露した空気中の水分によって内部が濡れた状態になっています。
そのままの状態でおくと、細かいホコリの付着やカビの発生を招きます。
その為、ほとんどの機種ではカビの発生を抑えるように、運転終了後に送風などをして内部を乾かしています。
ベイシア電器公式 ーより引用
エアコンのメーカーにもよりますが、内部クリーン運転は2時間程度で止まることがほとんど。音が気になる場合は途中で止められます。
しかし途中で止めてしまうとエアコン内部が十分乾燥できず、カビや嫌なニオイの原因につながる可能性があるため注意が必要です。
内部クリーン中にエアコンの運転を再開させたければ、内部クリーンを止めてエアコンの電源を入れてください。
なお内部クリーン運転は、エアコンの内部を乾燥させる作業であり、『お掃除機能』とは別物です。すでに内部で発生しているカビや雑菌、嫌なニオイの対策としては効果がありません。
内部クリーン運転が終わらない場合は…
いつまで経っても内部クリーン運転が終了しない場合は、『別のクリーニング機能』が作動していることが考えられます。
エコアン本体のランプやリモコンの表示を確認してください。
エアコンの内部にカビが発生してしまうと、嫌なニオイが発生してしまうだけではなく、健康被害につながる可能性も。
運転停止後の内部クリーン運転で、カラっと乾燥させてカビを防止しましょう。
[文・構成/grape編集部]