汗をかきやすい夏には、スポーツドリンクの『ポカリスエット』を手に取る人も多いでしょう。
暑い日に、キンキンに冷やした『ポカリスエット』を飲むと、身体の隅々にまで染みわたりますよね。
『ポカリスエット』の冷凍、実は…
『ポカリスエット』について、次のように考えたことはありませんか。
「『ポカリスエット』を冷凍したら、冷感グッズになりそう」
溶かしてシャーベット状のまま飲んだり、首や足に当てて冷やしたりと、その用途は多そうです。
そんな『ポカリスエット』の冷凍について、販売元の大塚製薬株式会社のウェブサイトでは、あるお願いを公開。
同サイトでは、「『ポカリスエット』を凍らせてもいいですか?」という質問が『よくあるQ&A』」にて、公開されています。
ポカリスエットを容器のまま凍らせると内溶液の体積が増加して、容器破損の原因となりますので、凍らせることは避けてください。
また、ポカリスエットのように糖分や塩分を含んだ溶液を凍らせるときには、糖などの水よりも重い成分は、容器の上層部では薄く、底のほうでは濃い状態で凍ってしまいます。
このため溶解すると上層部と下層部で、成分と味の不均一が発生してしまいますので、溶け始めから終わるまで、同じ濃度で飲めなくなります。
ポカリスエット公式サイト ーより引用
同サイトの回答によれば、『ポカリスエット』は冷凍させないでほしいとのことでした!
ペットボトル容器に入れたままで冷凍してしまうと、破損につながるだけではなく、味にもばらつきが出てしまうというのです。
冷凍した『ポカリスエット』は魅力的ではあるものの、デメリットを考えると、やはり凍らせるのはやめておいたほうがよいでしょう。
どうしても冷たい『ポカリスエット』を持ち運びたい場合には、保冷専用かつ、スポーツドリンクに対応した水筒に入れるといいかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]