夏に使うことが多い保冷剤。食べ物の鮮度を保つだけではなく、ケガのアイシングにも使われるなど、とても便利なものですよね。
警視庁は、緊急時に役立つ保冷剤のライフハックを紹介しています。
熱中症等の緊急時に備えて、インターネットで紹介されていた古新聞の再利用法を試してみました。新聞紙をちぎり水を吸わせ、ジッパーなどの封ができる袋に入れて冷凍庫で凍らせれば「簡易保冷剤」の完成です。熱中症のほか、患部を冷やす際にも有効活用できるので一度試してみてはいかがでしょうか。
新聞紙で保冷剤を作ってみた 警視庁 ーより引用
新聞紙で作る『簡易保冷剤』は、基本的にケガをした箇所のアイシングに適しているようですが、本当に役割を果たせるのでしょうか。気になったので、実践してみました!
警視庁が紹介!新聞紙を保冷剤代わりにする方法
まず、用意した新聞紙を破ります。あまり細かく破りすぎず、ある程度、新聞紙の面積が残るようにしましょう。
新聞紙を重ねて破ると、この後の工程も楽になるのでおすすめです。
続いて、破った新聞紙を水で濡らします。濡らしすぎると簡単に破れてしまうので、慎重に浸してください。新聞紙がフニャッとならない程度に濡らせておくのがベストです。

濡らした新聞紙を保存用袋に入れます。
なるべく平らに敷き詰めて空気を抜けば、準備完了です。あとは冷凍庫に保管するだけ!

約1時間後に確認したところ、しっかり固まっています!新聞紙なので数分放置すればすぐに柔らかくなり、簡単に変形できました。
輪ゴムを使えば、簡易的に腕や足に巻くこともできます。

体感的にも通常の保冷剤と同等のレベルの冷たさを感じたので、緊急時には十分に効果的な手段といえるでしょう。
今では身体を冷やす便利なアイシング用品などがたくさん販売されています。
しかし、緊急時にはこのような豆知識を覚えておくと便利かもしれません。もしもの時に備えて、古い新聞紙は捨てずに保管しておいてはいかがでしょうか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]