自然の甘さで、大人も子供も大好きなトウモロコシ。電子レンジでも簡単に調理できるので、栄養のある間食としても最適です。
先日、トウモロコシを調理しながら、ある海外ドラマを観ていたらコーン茶を飲む場面が登場。ふと「家でも作れないか」と思い、調べてみました。
調べたところ、コーン茶は焙煎したトウモロコシの実を煮出して作られているそうで、焙煎の難易度が高いため断念…。
しかし、風味が似たトウモロコシのひげ茶のレシピを発見しました。トウモロコシのひげは南蛮毛(なんばんげ)と呼ばれ、漢方・薬膳としても活用されているそうです。
本記事では、トウモロコシのひげ茶の作り方と飲んだ感想をレポートします!
トウモロコシのひげ茶の作り方
材料はトウモロコシのひげのみです。いつもは捨ててしまうひげですが、実と分けて残します。

トウモロコシのひげを、油など何もひいていないフライパンに乗せ、全体が茶色くなるまで炒ります。菜箸で混ぜながら熱して、黒く焦げないように注意してください。
数日間、天日干しにする方法もあるようですが、すぐに飲みたかったので、フライパンを使用しました。
弱火で3分ほど炒めると毛先から色が変わり、すぐに全体が同色になるので、焦げる前に火から上げます。

焼けたひげはそのまま茶こしに入れましょう。

浸かった状態で3分ほど置いていると、コーン茶のような香ばしい香りが漂ってきて、癒やされます…!

湯が茶色くなったら、トウモロコシのひげ茶の完成です!肝心の味は、コーン茶をほんのり薄くした感じで、遜色ありません。
夏バテで疲れた身体に染み渡り、実よりもおいしく感じます。今まで捨てていたトウモロコシのひげで、思わぬ癒やし時間を得ることができました。
気になった人は、捨てる前にトウモロコシのひげ茶を一度試してみてください。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]