秋はナスがおいしい季節です。焼きナス、煮びたし、お漬物など、さまざまな料理に使われますよね。
『ナスのおすすめレシピ』について、 群馬県庁農政部に所属する『群馬県東部農業事務所 桐生地区農業指導センター』に取材しました。桐生地区はナスの生産がとても盛んです。
ナスのおいしいレシピ3選
群馬県は夏秋ナスの生産量で国内トップクラスのシェアを誇っており、群馬県庁のウェブサイトではナス農家おすすめの『ナスを使ったレシピ』を公開しています。
本記事では、その中から特におすすめの3つを紹介します。
ナスのビシソワーズ

画像提供:群馬県東部農業事務所桐生地区農業指導センター
ビシソワーズとは、ジャガイモとポロネギ風味の冷製ポタージュスープです。
ナスを加えることによって、風味とコクが増します。冷やさなくてもおいしいので、ぜひ試してみてください。
材料と作り方は以下の通りです。
材料(2人分)
なす 4本
長ねぎ(白い部分) 1本
じゃがいも 1個
バター 大さじ1
コンソメスープ、牛乳 各200ミリリットル(1カップ)
塩、こしょう 少々
群馬県ホームページ(東部農業事務所桐生地区農業指導センター) ーより引用
作り方
(1)なすは皮をむき、電子レンジ(約750ワット)に4分ほどかけ、輪切りにする。
(2)鍋にバターを溶かし、薄い輪切りにした長ねぎと(1)を焦げないようにしんなりするまで炒める。
(3)(2)にコンソメスープといちょう切りにしたじゃがいもを加え、ふたをして弱火で煮くずれるまでやわらかくし、塩、こしょうで味付けする。
(4)(3)を熱いうちに裏ごし又はミキサーにかけ、牛乳と混ぜ、一煮立ちさせ冷蔵庫で冷やす。
(5)(4)を器に盛り、好みで彩りにパセリのみじん切りや小口切りのあさつきを散らす。
※なすを入れることで、とろみのあるビシソワーズができる。
※冷やさなくても美味しく食べられる。
群馬県ホームページ(東部農業事務所桐生地区農業指導センター) ーより引用
ナスカレー

画像提供:群馬県東部農業事務所桐生地区農業指導センター
日本の国民食ともいえるカレー。ナスを使うと食感豊かで一風変わったおいしいカレーができます。
このカレーは水を使わず、野菜の水分だけで作るのがポイント。ナスのほかに、ジャガイモ、ニンジン、ピーマン、シシトウなどを入れるのもおすすめです。
材料と作り方は以下の通りです。
材料(2人分)
なす 6本
たまねぎ 1個
にんにく、しょうがの薄切り 各6枚
合い挽き肉 50グラム
油 大さじ1
カレー粉、しょうゆ、ケチャップ、ウスターソース 各大さじ2
群馬県ホームページ(東部農業事務所桐生地区農業指導センター) ーより引用
作り方
(1)なすは一口大に切り、たまねぎ、にんにく、しょうがはみじん切りにする。
(2)鍋に油を熱し、しょうが、にんにくを入れて香りを出す。
(3)(2)にたまねぎ、挽肉、なすを入れてよく炒め、調味料を加え、蓋をして弱火で煮る。
※このカレーは水を入れないで野菜の水分だけで作る。
※なすの他にじゃがいも、にんじん、ピーマン、ししとう等入れてもよい。
群馬県ホームページ(東部農業事務所桐生地区農業指導センター) ーより引用
ナスの蒲焼き風

画像提供:群馬県東部農業事務所桐生地区農業指導センター
ナスは加熱すると柔らかくなり、旨味を吸収しやすくなります。
また、食感がジューシーになるので、蒲焼き風に仕立てるとご飯との相性もベストマッチ。見事な飴色の蒲焼き風に仕上がりますよ。
材料と作り方は以下の通りです。
材料(1人分)
なす 2本
鶏肉 50グラム
油 大さじ1弱
みりん、しょうゆ、酒、砂糖 各大さじ1
群馬県ホームページ(東部農業事務所桐生地区農業指導センター) ーより引用
作り方
(1)へたをとったなすを丸ごと電子レンジ(約750ワット)に1分かける。
(2)(1)のなすを縦半分に切れ込みを入れ開く。
(3)フライパンに油をひいて、なすの皮の方から焼き、身の方に焼き色をつける。薄切りにした鶏肉も一緒に焼く。
(4)火が通ったら、みりん、しょうゆ、酒、砂糖を加え、蓋をして焼き色をつける。
※ご飯の上にのせ、好みで海苔や山椒の粉をかけてもよい。
群馬県ホームページ(東部農業事務所桐生地区農業指導センター) ーより引用
本記事で紹介したレシピのほか、以下のウェブサイトでは、さまざまなナスレシピを紹介しています。
気になる人はチェックして、旬のナスをよりおいしく食べてくださいね。
「桐生・みどり地域 ナス農家から発信おすすめレシピ」を作成しました
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]
取材協力群馬県東部農業事務所桐生地区農業指導センター