タマネギを2つに切った際、外側はきれいなのに、真ん中だけ腐っていたということがあります。
なぜ外側は大丈夫なのに、真ん中だけ腐ってしまうのでしょうか。
タマネギの中心が腐る理由
外側はきれいなのに、真ん中だけ腐っている理由を『淡路島あさだ農園』に聞いたところ、以下の回答がありました。
細菌によって中心部分が腐ってしまったことが考えられます。
通常、タマネギの内部は密閉されていますが、表面に付いた傷や、収穫時の切断面から中に細菌が入ることがあります。
その細菌の影響で、中心部分だけが腐ってしまうことがあります。
もし中に細菌が入ってしまっても、タマネギを乾燥させて、中の空洞部分に水分がないようにすれば、中が腐りにくくなります。
しかし、乾燥が不十分だと、水分によって細菌が増えやすくなり、中心部分が腐ってしまうのだそうです。
こうして腐ってしまった中心部分は食べることができないので、腐った部分を取り除くようにしましょう。

※写真はイメージ
タマネギの中心部分だけが腐ってしまう現象は、主に内部に入り込んだ細菌が原因とのこと。収穫して時間が経つと細菌が増殖し、腐敗も進行します。
タマネギを購入したら、傷んでしまう前に早めに使いましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
取材協力淡路島あさだ農園