裁縫が苦手でも、避けられない場面はあるものです。取れてしまったボタンを縫い付ける作業も、その1つ。子育て中は、特に身近な行為といえるでしょう。

「苦手でもなんとか頑張っている…」という人におすすめなのが、玉留めも玉結びも不要の簡単ボタン付けテクニックです。

2児の母親として、時間と心に余裕を作る暮らし術を多数発信するゆみ(youme_2mama)さんのInstagram投稿を見ていきましょう。

不器用でも安心のボタン付けの方法とは?

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普段、裁縫は義母任せで玉留めや玉結びさえ苦手だというゆみさんが、Instagramで見かけたボタン付けの方法。早速紹介していきます。

まずは糸を2つに折りましょう。こうすることで、糸が輪のようになります。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
糸に折り目を付ける

輪になっているほうを、針の穴に通します。針の穴の先に、輪っかができている状態です。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
輪のほうを針に通す

ボタンを付けたい部分の表から針を刺して、表側に輪っか部分を残しましょう。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
輪を表に残す

布の裏から針を刺して表に戻し、輪っか部分に通して引きます。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
裏から刺して輪に通す

ボタンを用意し、3回ほどボタン穴に糸を通して布地に縫い付けてください。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
ボタンを縫い付ける

裏から針を刺して、ボタンの下から出します。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
裏からボタン押の下に針を出す

そのままボタンの下の糸に巻き付けるように、3回グルグルと回します。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
ボタンの下部分に巻き付ける

巻き付けた部分に横方向に針を刺します。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
巻き付けた部分に針を刺す

ほどけないよう、別方向からも3回ほど繰り返して固定しましょう。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
繰り返して固定

最後は布に針を通し、糸をカットしたら完成です。あっという間に、きれいに仕上がっているのが分かります。

面倒な『ボタン付け』 簡単にできる裏技に「目を疑った」「覚えておく!」
完成

2つ穴ボタンならこの方法にお任せ

ゆみさんが紹介しているのは、2つ穴タイプのボタンを素早く取り付ける方法です。

きれいに仕上げるためのポイントは、ボタンを布地に縫い付けるタイミングで、3㎜程度余裕を持って浮かせておくこと。こうすると、ボタンが布地に張り付きすぎないため、糸を巻き付ける作業もきれいに行えます。またボタンの留め外しもしやすくなるでしょう。

4つ穴ボタンの場合も、穴を2つずつ使ってゆみさんが紹介する方法を二度繰り返すことで、ボタンを素早く縫い付けられます。

「ボタン付けが面倒でつい後回しにしてしまう」「最後に玉結びをしようとすると、なぜか位置がズレてしまう」という人は、ぜひ参考にしてみてください。わずか数分できれいに整えられるので、ストレスフリーで完了できます。

裁縫に対して苦手意識がある人は、まず簡単なところから、1つずつ作業をクリアしていくのがおすすめです。きれいにボタンを付けられるようになれば、助かる場面も多いでしょう。

「一応ボタンは付けられるけれど…正直裏側は見てほしくない!」という人も、ゆみさんが紹介する方法なら大丈夫です。騙されたと思って、まずは一度試してみてくださいね。

[文・構成/grape編集部]

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