レタスはシャキシャキ感が魅力で、サラダなどでよく使う食材ですよね。

スーパーマーケットなどで手に入りやすく人気の野菜ですが、一方で「栄養がない」といわれることがあります。

これは本当なのでしょうか。日本有数のレタスの名産地・長野県塩尻市洗馬を管内に持つ『JA洗馬』に取材しました。

レタスに含まれる栄養素は…

結論からいえば「レタスに栄養がない」というウワサは間違いです。レタスに含まれる栄養について、『JA洗馬』に聞いてみました。

一般的には「食物繊維が多く含まれている」といった認識だと思います。

実は食物繊維だけではなく、カリウムや各種ビタミンも多く含まれており、むくみ解消や抗酸化作用、いわゆるアンチエイジング効果も期待できます。

カリウムやビタミンといったさまざまな栄養が含まれていますが、もちろんレタスだけで身体に必要な栄養は補えません。

レタス単体ではなく、複数種類の野菜を組み合わせて食べるのがよいでしょう。

レタスには栄養がないのは本当? JAの回答に「そうだったのか」
レタスの写真

※写真はイメージ

産地からアドバイス!新鮮なレタスの選び方

『JA洗馬』にレタスのおすすめの食べ方や選び方をうかがったところ、以下のようにアドバイスがありました。

やはりサラダで食べるのが一般的だとは思いますが、せっかく食べるのであれば、鮮度のよいものを食べていただきたいです。

スーパーマーケットなどで選ぶ際には、なるべく切り口がきれいなものをおすすめします。

当産地では4月下旬から収穫作業が始まり、特に最初の時期のレタスは寒い時期を乗り越えて生育してきたもの。糖度も高いため、まずは生食で味わってただきたいです。

また、レタスは比較的鮮度が長持ちしにくいため、1玉買ってきても余って冷蔵庫でシナシナになることも…。

その場合は加熱調理や一度水にさらしていただくと、それほど変わらずおいしく召し上がれます。

『JA洗馬』からのアドバイスを参考に、鮮度のよいレタスを選び、よりおいしく食べてくださいね。

[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

取材協力JA洗馬
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