『重曹』を料理に活用すると？　５つの発想に「すごすぎ」「どれも知らなかった」

掃除に使えるイメージが強い重曹ですが、実は料理にも使えることをご存じですか。

重曹はベーキングパウダーの原材料にもなっており、調理にも活用できる万能アイテムです。

とはいえ、「料理では何に使えるの？」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

そんな人にぜひ試してほしいのが、まる（maru_room_100）さんがInstagramで紹介している重曹を使った５つの裏技です。

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重曹を使った料理の裏技５つ

どれも「そんな使い方があるの!?」と驚くようなテクニックばかりで、重曹のイメージがきっと変わります。

１．重曹でゆで卵がきれいにむける

ゆで卵の殻がガタガタになって、イライラした経験はありませんか。重曹はこの問題をサクッと解決してくれます。

まず、鍋に１ℓの水と重曹を小さじ１杯入れ、スプーンでかき混ぜて溶かしましょう。

鍋に水と重曹を入れて計量スプーンでかき混ぜる様子

いつものように卵を加えてゆでるだけで、ツルンと殻がむけて見た目もきれいなゆで卵が完成します。

きれいに殻がむけたゆで卵を手に持っている様子

これは、重曹によって卵白のpHが上がり、古い卵と似た状態になるため。古い卵のほうが殻がむきやすいという特性を活かした裏技です。

２．パスタが中華麺に変身

「中華麺を使いたいけど家にパスタしかない…」という時にも重曹が便利です。

重曹を加えてゆでれば、もちもちの中華麺風に仕上がります。

鍋に水１ℓを沸かし、小さじ１杯の塩と大さじ１杯の重曹を入れます。

鍋に水を沸かして計量スプーンで重曹を入れる様子

沸騰がおさまったら、パスタを半分に折って投入。パッケージのゆで時間に２分追加してゆでてください。

湯を沸かした鍋の上でパスタを半分に手で折る様子

ゆであがったら流水で洗って完成です！

ゆでたパスタをザルにあげる様子

重曹を入れてゆでることで、お湯が中華麺作りに使われる『かん水』と同じアルカリ性になり、パスタが中華麺のような食感に変わります。

ラーメンや焼きそばにぴったりです。

器に盛り付けられたラーメンの写真

３．豆腐がまるで料亭の味に

この『中華麺化』の原理を応用すれば、豆腐も変身します。

だし汁５００㎖に重曹小さじ１杯を加えて煮立てましょう。

鍋にだし汁と重曹を入れて計量スプーンで混ぜている様子

そこへカットした豆腐を入れて温めます。

すると、ふるふるでやさしい味わいの湯豆腐に早変わりします。

器に盛り付けた湯豆腐をスプーンですくい上げた様子

いつもの豆腐が、まるで料亭で出てくるような１品に仕上がりました！

４．重曹を使えばふわふわスクランブルエッグも簡単

意外と難しい『ふわふわスクランブルエッグ』も、重曹を使えば驚くほど簡単に作れます。

卵２個を器に割り入れ、そこに重曹をひとつまみ加えましょう。

卵を２個器に割り入れて重曹を入れる様子

しっかり混ぜてから、いつものようにスクランブルエッグを作ります。

作り方を変えていないのに、いつもと違うふわふわのスクランブルエッグになりました。

器に盛り付けたスクランブルエッグを箸ですくい上げた様子

重曹の膨張作用によって、ふんわり食感の卵料理に。時間がない朝でも手軽に作れる嬉しい裏技です。

５.ダルゴナも作れる！韓国スイーツもおまかせ

韓国ドラマで話題になった『ダルゴナ』も、重曹を使えば簡単に作れます。

フライパンにグラニュー糖を大さじ３杯入れ、フライパンを動かして平らにします。

中火にかけ、グラニュー糖が溶け始めるまでしばし待ちましょう。

フライパンを火にかけてグラニュー糖を溶かしている様子

グラニュー糖が溶け始めたら、全体が均一に溶けるようにフライパンを動かしながら、ヘラで混ぜます。

完全に溶けたら火を止めて、重曹ひとつまみを加えて手早く混ぜましょう。

溶かしたグラニュー糖に重曹をひとつまみ入れる様子

クッキングシートに流し広げ、型で模様を付けたら完成です。

完成した『ダルゴナ』を手に持っている様子

意外すぎる重曹の便利な『活用法』に、Instagramではこのような声が寄せられていました。

・すごすぎる！

・こんな使い方があるなんて驚きです！

・どれも知らなかったので試したいです。

なお、重曹には『掃除用』と『調理用』があります。料理に使う際は、必ず食品用の重曹を選ぶようにしましょう。

[文・構成／grape編集部]