季節の変わり目におこなう『衣替え』。
洗濯できない衣類はクリーニングに出してから収納する人も多いかと思いますが、戻ってきた衣類をそのままクローゼットに収納していませんか。
クリーニングに出して安心してしまいがちですが、実は戻ってきた後の保管方法が間違っていると、衣類をだめにしてしまうことがあります。
クリーニングから戻ってきた衣類の正しい保管方法について、衣装ケースや収納棚の販売をおこなう天馬株式会社の通販サイト、テンマフィッツワールドから見てみましょう。
衣類の正しい収納とは?
クリーニングから戻ってきた衣類のビニール袋やハンガーをそのままの状態で保管するのはNGです。まず、ビニールを取り、ハンガーも付け替えて保管するようにしましょう。
ビニール袋をかけたまま収納してしまうと、通気性が悪くなり、虫食いやカビの原因となってしまいます。
しわ防止のためにカバーを掛けたい場合は、100均などにも販売している不織布で通気性の高いカバーがおすすめです。
また、返却時に付いてくる針金やプラスチックのハンガーをそのまま使用すると、型崩れを起こす原因になります。
収納する前に、必ず厚みのあるハンガーに付け替えるようにしましょう。
クリーニング後の衣類は、ドライクリーニングの溶剤やアイロンの蒸気などで湿気が残っている場合があります。ビニール袋をはずした状態で風通しの良い場所に一晩程度掛けて置いて、湿気を飛ばしてから収納するようにしましょう。
テンマフィッツワールド ーより引用
保管場所にも要注意!

※写真はイメージ
衣類を収納する場所にも注意が必要です。クローゼットやタンスは衣類を詰め込みすぎると、湿気がこもりやすくなるため、7割程度を目安に収納するのがポイント。
また、除湿剤は収納スペースの下部を中心に、防虫剤は収納スペースの高い位置に配置すると、より効果的に除湿、防虫できます。
大切な衣類をきれいに保管するためには、クリーニングに出すだけでなく、その後の保管方法や場所にも注意する必要があります。
ご紹介したポイントを参考にして、衣替えをおこなってみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]