『たわし』は、野菜の泥や鍋の頑固な焦げ付きを落とす際に活躍する、頼れるキッチンアイテムです。

しかし、使い方やお手入れ方法を間違えると劣化が早まり、雑菌が繁殖しやすい状態になりかねません。

そこで本記事では、株式会社亀の子束子西尾商店のウェブサイトから、『天然繊維のたわしの適切なお手入れ方法』を紹介します。

適切なお手入れ方法を知って、たわしを長持ちさせましょう。

天然繊維のたわしのお手入れ方法

たわしのお手入れはどうすべき? 意外と知らない注意点に「なるほど」
テーブルに置かれたたわしとゴム手袋を布巾の写真

※写真はイメージ

新しい天然繊維のたわしには、粉状の繊維のカスが付いていることがあります。そのため、しっかりと流水ですすいでから使うようにしましょう。

たわしを使った後は、しっかり水気を切り、風通しのよい場所で乾燥させることが大切です。

ぬれたまま放置すると、たわしの劣化が早まる恐れがあるので注意しましょう。

使用後はシンクなどに直置きするのではなく、スポンジラックを使って風通しをよくして保管するのがおすすめ。雑菌の繁殖を防ぐために『天日干し』するのも効果的です。

また、たわしは汚れやカスが付きやすく、指でつまんで取り除くのが難しい場合もあります。そのような時は、たわし同士をこすり合わせるなどして汚れを落としましょう。

サイザル麻を使ったたわしの場合は…

『サイザル麻』を使用した白いたわしのお手入れには注意が必要です。

「白いたわし」などサイザル麻を使用したたわしは、非常に柔らかい繊維を使用しているため、繊維にクセがつきやすいのでご注意ください。


亀の子束子 ーより引用

また、吸水性が高いのも特徴です。雑菌の繁殖を防ぐために、風通しのいい場所で天日干しをして、中までしっかりと乾かしましょう。

汚れを落とす時は、クセが付かないようにすり合わせる方向に注意してください。

スポンジラックは『水切れがいい物』を選ぶ

たわしのお手入れで特に大切なことは『しっかり乾燥させること』です。スポンジラックを使用しても、形状によってはかえって不衛生になってしまう場合があります。

スポンジラックを選ぶ時は、『水切れのよさ』と『お手入れのしやすさ』を重視しましょう。また、錆びない物を選ぶことも大切です。

たわしをより長く使うためには、お手入れ方法が非常に重要。使い終わったたわしは中まで乾燥させて、雑菌の繁殖を防いでくださいね。

[文・構成/grape編集部]

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