毎日使うマイボトルや水筒は、きちんと洗っているつもりでも、内側に汚れが残っていることがあります。

中をよくのぞいてみると、底のあたりに茶渋や水垢のような汚れが付いている場合も少なくありません。

スポンジと食器用洗剤で洗うだけでは落ちない、やっかいな汚れを簡単に落とす方法を紹介します。

ボトルの茶渋は『白い粉』で簡単スッキリ!

※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。

水筒の洗い残しをすっきりきれいに落とす方法を紹介しているのは、こば(koba__clean__kurashi)さんです。こばさんは『100日ガチ掃除チャレンジ』に取り組みながら、Instagramで掃除に役立つ情報を発信しています。

見た目はきれいでも油断禁物! 水筒の汚れを簡単に落とす方法に「すごい!」「やってみます」
残った汚れ

こばさんによると、ある『白い粉』を使うだけで、水筒の汚れは簡単に落とせるのだそうです。

白い粉の正体とは?

白い粉の正体は『過炭酸ソーダ』。『過炭酸ナトリウム』のことで、酸素系漂白剤の主成分として使われているものです。

アルカリ性の性質を持っているので、酸性の汚れを落とす漂白剤として掃除で幅広く活用できます。

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過炭酸ソーダ

同じアルカリ性の洗剤としては、セスキ炭酸ソーダや重曹などが挙げられますが、それぞれで特徴が異なるため掃除の用途が異なる点には注意が必要です。

セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすい性質を持つため、食器や換気扇、コンロなどの油汚れに効果があります。

重曹は水に溶けにくく、クレンザーのように使うのがおすすめ。熱湯で溶かすと『炭酸ソーダ水』に変化し、焦げ付きの掃除にも活躍します。

これらの中でもっともアルカリ性が強く、洗浄力と漂白力に優れているのが過炭酸ソーダです。茶渋やまな板の色移り、ふきんの漂白などにも適していて、家中の掃除に活用できます。

過炭酸ソーダで水筒をきれいにする方法

過炭酸ソーダを使った水筒の洗浄方法は、非常に簡単です。

まず、スプーン1杯分の過炭酸ソーダを水筒に入れます。

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水筒に入れる

そこに50℃程度の熱いお湯を注ぎ入れましょう。

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お湯を入れる

そのまま蓋をせず、30分ほど放置します。

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30分ほど放置

飲み口やパッキンなどのパーツも、ボウルに入れて過炭酸ソーダと熱湯を注いで放置しておきましょう。

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パーツも同様にお手入れ

たったこれだけで、放置している間に泡の力で汚れが浮き上がってきます。放置後は、水ですすぐだけですっきり落ちるでしょう。

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汚れが落ちる

こばさんの投稿に対し、さまざまなコメントが集まりました。

・すごい!やってみます。

・私も水筒の汚れをちゃんと確認しないと…。

・洗濯機に使うのもいいですよ。

実は過炭酸ソーダは洗濯槽の掃除にも使えるのだとか。家に1つあれば、何かとお掃除がはかどるでしょう。

一見きれいに見える水筒も、毎日使っているうちに汚れが少しずつ蓄積していきます。過炭酸ソーダを活用したお手入れで、いつでも安心して使える清潔な状態を保ってくださいね。

[文・構成/grape編集部]

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