ニンニクは、料理のアクセントや薬味として重宝する野菜です。
しかし、いざ使おうとした時に芽が出ていたり、シワシワになっていたりしたことはありませんか。
使いかけのニンニクは冷蔵庫で1週間ほど保存できるそうですが、使いきれずに無駄にしてしまいがちです。
すぐに使う予定がない時は、『冷凍保存』がおすすめです。
時短や節約につながるゆる家事ハックを発信しているぴちこ(pichiko_kurashi)さんのInstagramから、ニンニクを冷凍保存する時のコツを紹介します。
ニンニクを冷凍保存する方法

一度に使いきれないニンニクは、長期保存が可能な冷凍保存を覚えておくととても便利です。
使いやすい形に下ごしらえしてから冷凍しておけば、炒め物やスープなどにそのまま使えて、調理の時短にもつながります。
みじん切りにしてから冷凍
すぐに調理に使えて便利なのが、みじん切りにしてからの冷凍保存です。みじん切りで冷凍保存した場合、1か月ほど日持ちします。
冷凍したいぶんのニンニクをみじん切りにし、冷凍可能な保存袋に薄く平らに入れてしっかり密封しましょう。


使いやすくするコツとして、菜箸や箸などで上から軽く押し、1回ぶんごとのくぼみを付けておくと、必要なぶんだけポキッと折って取り出せます。


みじん切りにする手間はありますが、加熱調理にそのまま使えるので時短にもつながります。
フードプロセッサーや手動のみじん切り器を活用すれば、まとめて下ごしらえができるので使用したい時に便利でしょう。
また、薄切りやすりおろしにしたものも同様に冷凍可能です。用途に合わせて下ごしらえしておくと、使い勝手がよくなります。
皮付きのまま冷凍
ニンニク本来の風味を保ちながら、もっと手軽に保存したいなら皮付きのまま冷凍がおすすめです。
こちらの方法なら、最大半年程度保存可能とされています。
ニンニクを房に分け、皮が付いたまま保存袋に入れて封をして冷凍するだけと、手順もシンプル。


特別な準備もいらないため、忙しい時にもサッと保存できます。
使う時は、ニンニクの根元を切り落とし、水に30秒ほど漬けておくと皮がスルッと簡単にむけます。


中までカチカチに凍ることはなく、根元もすぐにカットできるため調理もスムース。冷凍のままでもすりおろし可能です。
ニンニクをすりおろす時のコツ
すりおろしたニンニクが、おろし金にべったり付いてしまって「取りにくい…」そんな経験はありませんか。
そんな時は、クッキングシートを敷いた上からすりおろす方法がおすすめです。
おろし金の上にクッキングシートをのせ、その上からすりおろすことで、ニンニクが金属部分に入り込まず、簡単に集められます。


面倒に感じがちなすりおろし作業も、クッキングシート1つでグッと楽になりますよ。

ニンニクは「ちょっと使いたい」といったシーンが多い食材です。
冷凍保存を活用すれば、使いたい時にサッと取り出せて、無駄なく使いきれます。
みじん切りやすりおろし、皮付きのままなど、自分の使い方に合わせた保存方法を取り入れて、上手にニンニクを活用しましょう。
[文・構成/grape編集部]