賃貸物件に住んでいると「退去時に原状回復できなさそうだし…」と、部屋の大幅なアレンジには尻込みしてしまいます。
しかし、家具の雰囲気を統一したり、配置を変えてみたりしても、壁紙がマッチしないという場合もあるのではないでしょうか。
そのような人におすすめなのが、coco(coco_akanuke_room)さんがInstagramで紹介している『貼らない壁紙』です。
自分好みの部屋に仕上げるべく、壁紙をDIYしてみましょう。
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費用はたったの660円!
壁紙を変えるとなると、かなりの費用がかかるのではないかとヒヤヒヤする人もいるでしょう。
cocoさんの『貼らない壁紙』は100円ショップで材料をそろえられ、かかる費用も660円で済みます。
まずは材料です。
・プラダン 3枚
・お好みの柄のリメイクシート 3枚
・養生テープ
・カッター
cocoさんはトイレ背面の一部分を変えるので、プラダンとリメイクシートはそのぶんの数量となります。
また、費用についても壁紙を変えたい範囲によって変わる点にご注意ください。

まずプラダンを袋から出し、壁の幅に合わせて仮留めをします。

余分な部分はカッターでカットしましょう。

完成の大きさに合わせ、プラダンを貼り合わせていきます。ずれたり落ちたりしないように、養生テープでしっかり留めましょう。これが、壁紙の下地になります。

壁紙の下地ができたら、下地にリメイクシートを貼りましょう。空気が入ったりよれたりしないよう、丁寧に貼っていきます。

剥がれてしまうのを防ぐために、端を数cm中に折り込んでください。

折り畳んだ部分を養生テープで留めましょう。

リメイクシートを貼り終えたら完成です。
cocoさんは新しく棚を設置することで壁紙を固定しています。リビングなどに設置する場合は、家具を置くなどして固定させるといいでしょう。

『動く壁紙』の魅力は、賃貸物件でも壁紙を変えられることだけでなく、飽きたら取り外して別のものに変えられる点です。
壁全面を変えるのは大変ですが、cocoさんのように一部だけ変える方法であれば、費用を抑えながら雰囲気を手軽に変えられるでしょう。
壁の下半分だけ壁紙を変えるリメイクは人気があるようです。固定する物さえあればさまざまなアレンジができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
[文・構成/grape編集部]