目的地まで凄まじいスピードで向かうことのできる移動手段が、新幹線。

出張や国内旅行、帰省など、少し離れた場所へ向かう際、多くの人が新幹線を活用していることでしょう。

便利な交通機関ではありますが、車や電車などと比べると費用がかさむため、利用をする上である意味緊張感の高い移動手段といえます。

3万円を使ってまで秋田県へ買いに行ったものが?

多額の交通費を払い、東京都から新幹線に乗り込んだ、LW(@lw_ru)さん。

向かう先は、秋田県です。予約していた新幹線に乗り遅れたため、再び座席を購入した結果、片道の交通費が倍額の3万円に膨らんでしまったのだとか。

そこまでして遠出をするには、強い意志が必要です。LWさんは、秋田県大仙市にあるファーマーズマーケット『JA秋田おばこ しゅしゅえっとまるしぇ』へと向かって行きました。

ここまで来れば、目的まではあと少し。しかし、スーパーマーケットに入店したLWさんを待っていたのは、無情な貼り紙だったのです…。

弁当目当てでスーパーに来た男性 目にした貼り紙が?「泣き崩れるやつ」「ごめん笑った」
スーパーの貼り紙の写真

そう、LWさんが、3万円以上かけてまで手に入れたかったものは、秋田県名物とされる『ぼだっこ飯』の弁当!

YouTubeで『ぼだっこ飯』に関する動画を見てから、「食べてみたい」と思うようになったという、LWさん。フットワークの軽さを生かし、すぐさま行動に移したそうです。

事前に店側に問い合わせをし、「正午前までに着けば、おそらく買えるであろう」という情報も手にしていました。しかし、寝坊という番狂わせが起きてしまったのです…。

そんなLWさんの背景に寄り添うかのような、貼り紙の哀愁のある「本日完売しました…」というひと言。

『150円の弁当のために3万円を使った人』になってしまったLWさんに対し、全国から続々と反響が上がっています。

・これは泣き崩れるやつ…。

・つ、つらすぎる…。秋田県内のコンビニエンスストアで、ぼだっこのおにぎりを買うのです…!

・ごめん笑った。わざわざ秋田県まで来てくれて、ありがとう…。

特にグルメ好きは同情せざるを得ない、切ないエピゾード…かと思った方はご安心ください。

その後LWさんは、施設の近くにあるレストランを訪ね、無事に『ぼだっこ飯』を満喫することができたのだそうです。

苦労の末口にした『ぼだっこ飯』について、「思ったほど辛くはなかったものの、しょっぱさの中に鮭の旨味があり、おいしかった」と話す、LWさん。

今回のエピソードを通して、その味が気になった人は、LWさんの行動力を見習ってみてはいかがでしょうか。ただし、番狂わせにはご注意ください…!

[文・構成/grape編集部]

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