レトルトカレーには、パッケージに特殊な加工を施した『電子レンジ調理可能な商品』があります。
このタイプは電子レンジで加熱するとパッケージの『蒸気口』から蒸気が吹き出しますが、湯煎した場合、この部分から中にお湯が入ってしまうことはないのでしょうか。
多くのレトルト食品を販売する、ハウス食品株式会社(以下、ハウス食品)に聞いてみました。
電子レンジOKなパッケージを湯煎しても…
ハウス食品に「電子レンジ加熱調理可能なレトルトカレーを湯煎しても、中にお湯が入らないのか」と聞いたところ、このような回答がありました。
蒸気吹き出し口からお湯は入らないように設計されているので、ご安心ください。
電子レンジ加熱だけでなく、湯煎でもおいしくお召し上がりいただけます。
レトルトカレーパッケージの裏面でも、湯煎での調理方法を記載しているのでぜひご覧ください。
電子レンジと湯煎のどちらでもおいしく調理できるようになっているため、湯煎のほうがいいという人は問題ないようです。

※写真はイメージ
ただし、ハウス食品によると「湯煎よりも電子レンジで調理をしたほうが、CO2排出量が約80%削減できる」とのこと。
環境のことを考えるなら、湯煎よりも電子レンジのほうが『エコな調理』ができるかもしれません。
ちなみに、電子レンジ加熱調理が可能な商品は、パッケージなどにマークなどが記載されています。ハウス食品の場合は『レンジでも温められる』『レンジで、かんたん調理!』『レンジで簡単』といったマークが記載されているとのこと。

※画像提供:ハウス食品株式会社
『電子レンジ加熱調理可能』のマークのない一般的なアルミパウチの商品は、電子レンジで温めることはできないので注意しましょう。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]