あなたは洗った食器は、水切りラックに置いたまま乾燥させておくのか、それともすぐに拭いて収納しているのかどちらでしょうか。
人によっては濡れた状態で拭くのは面倒なので、乾くまで放置している人もいるでしょう。
本記事では洗った後の食器の取り扱いについて、コープ九州事業連合(以下、コープ九州)協力のもと紹介します。
洗った後の食器の取り扱い方
以下、コープ九州のウェブサイト『SATETO』によると、「自然乾燥のほうがよい」といいます。
洗った食器は自然乾燥がおすすめです。
食器を濡れたまま放置しておくと、「空気中の菌が繁殖したり、ホコリが付いたりするのでは」と考える人もいらっしゃいます。しかし、水切りかごの場合は、菌が繁殖し始めるより先に乾燥が始まるので、さほど気にしなくてもよいでしょう。
なぜ自然乾燥がおすすめなのでしょうか。
生乾きのふきんのほうが菌が繁殖しやすいため、そのふきんで食器を拭いてしまうのはおすすめできません。
特に梅雨などの時期はしっかりとふきんが乾燥しきれないこともありますので、自然乾燥のほうが衛生的ともいえるわけです。

※写真はイメージ
皿を乾かす際は風通しをよくしよう!
では、皿を自然乾燥させる際はどのような点に注意すればいいのでしょうか。
同じく、コープ九州『SATETO』によると…。
皿を自然乾燥させる際は、平たいお皿は立てて並べたり、サイズや形が同じものはそろえたりして風通しをよくしてあげると効果的。
量にもよりますが、確実に乾燥させることが大切です。
もちろん、水切りかごの底に汚れが付着しないように、かごそのものは清潔に保っておきましょう。
洗った後の食器は衛生面や拭く手間を考えると、自然乾燥がよいようです。
「シンクのスペースなどの事情ですぐに拭き上げて収納したい」という場合を除けば、風通しをよくして乾くまで放置しておくといいかもしれませんね。
[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]