ドラム式洗濯機には、衣類のダメージを抑えられる、乾燥時の消費電力が少ない、節水できるなど、さまざまなメリットがあります。
その一方で、タオルのゴワつきが気になる人もいるのではないでしょうか。
スタイレム瀧定大阪株式会社が運営する、『今治謹製』の通販サイトでは、ドラム式洗濯機でタオルをふわふわにする洗い方を紹介しています。
顔をうずめたくなるようなタオルにすべく、洗濯方法を少しだけ見直してみましょう。
ゴワつく理由は『洗い方』にある!
ドラム式洗濯機と縦型洗濯機は、形状以外に何が違うか知っていますか。
メーカーごとの違いももちろんありますが、洗濯機そのものの大きな違いは『洗い方』と『乾燥方式』です。
ドラム式洗濯機は、洗濯物を上から下に落として洗う『たたき洗い』、縦型洗濯機はドラムの回転による水流を使った『もみ洗い』を採用しています。
タオルがゴワつく主な理由は『パイルが寝てしまう』ことです。たたき洗いをするドラム式洗濯機はパイルが寝やすいので、縦型洗濯機に比べゴワつきやすくなります。
ここに拍車をかけるのが『洗濯物の入れすぎ』です。ドラムいっぱいに洗濯物を入れると、衣類同士がぶつかってパイルが寝てしまいます。
入れすぎは汚れも落ちにくくなるので、最大量の8割までに抑えるよう心がけましょう。
そして、洗濯物の量と合わせて気を付けたいのが『水の量』です。
洗いの時もすすぎの時も、多めの水量で泳がすように洗うのをおすすめしています。
今治謹製 ーより引用
ドラム式洗濯機は水の使用量が少ないので、適正水量だと『泳ぐように洗う』が難しくなります。
洗いの時もすすぎの時もタオルが泳げるように、洗いの時は水量を高めに設定し、すすぎの時は注水ですすぐようにしましょう。
すすぎの回数を1回から2回に増やすのも効果的です。
乾燥機能を賢く使おう!

※写真はイメージ
ドラム式洗濯機のたたき洗いで一度寝てしまったパイルは、自然乾燥ではなかなか元に戻せません。洗濯機の乾燥機能を使ったほうが、ふんわり仕上がります。
ドラム式洗濯機の乾燥は、温風で衣類を舞い上げ回転させながら乾かすので、パイルがほぐれ柔らかく仕上がります。
今治謹製 ーより引用
乾燥機でタオルをふわふわにする時のポイントは、『洗濯から乾燥まで一気に行う』ことです。乾かしすぎると生地が硬くなってゴワついてしまうので、洗濯物の量と乾燥時間には注意しましょう。
タオルをふんわり柔らかく仕上げるには、ドラム式洗濯機特有の洗い方を理解したうえで、ポイントを抑えておく必要があります。
本記事で紹介した内容を、意識してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]