仕事から急いで帰ってきたら、ひと息つく間もなく食事の準備。共働き家庭にとって、夕方のキッチンはまさに戦場です。

そんな中、「ご飯を炊き忘れてしまった!」というハプニングに見舞われた経験はありませんか。冷凍ご飯もない場合は、なおさら焦ってしまいますよね。

時短でラクする暮らし術を発信している、ゆめ(hiro.life_hack)さんは、ご飯の炊き忘れを短時間で解決する方法を紹介しています。

万が一のために、ぜひ覚えておきましょう。

炊飯器を使わなくてもツヤツヤご飯が炊ける!?

ゆめさんが紹介する時短技では、炊飯器を使いません。鍋1つで、ふっくらツヤツヤなご飯が炊けるのだそうです。

まずはお米1合を研ぎ、鍋に入れます。

スイッチ押し忘れても慌てないで! 炊飯の時短技に「しかもおいしいなんて!」
米を鍋に入れる様子

次に、水200㎖を入れましょう。

スイッチ押し忘れても慌てないで! 炊飯の時短技に「しかもおいしいなんて!」
鍋に水を入れる様子

中火で加熱し、沸騰したら蓋をします。そのまま弱火でさらに10分加熱しましょう。

スイッチ押し忘れても慌てないで! 炊飯の時短技に「しかもおいしいなんて!」
鍋に蓋をする様子

10分経過したら火を止めます。蓋をしたまま10分蒸らせば完成です!

スイッチ押し忘れても慌てないで! 炊飯の時短技に「しかもおいしいなんて!」
鍋で炊いたご飯

10分蒸らすことで、お米に芯が残らずふっくらツヤツヤに。しゃもじでさっくりと全体を混ぜれば、余分な水分が逃げて粒立ちがよくなります。

蒸らし時間を調整すれば、好みの硬さに炊けることも嬉しいポイントです。

鍋でお米を炊くメリットって?

最新の炊飯器は、銘柄炊き分けや調理機能が付いているものも多く、非常に便利です。しかし、鍋でお米を炊くメリットも多くあります。

【鍋でお米を炊くメリット】

・短時間で炊きあがる。

・おいしく炊ける。

・冷めてもおいしい。

・災害対策にもなる。

鍋で炊く場合、鍋の中で生まれる対流のおかげでお米1粒1粒にムラなく熱が伝わります。そのため、ふっくらツヤツヤしたおいしいご飯が炊けるのです。

また、熱がじわじわと全体に伝わることで、食感がよくなります。冷めてもおいしく、お弁当にも最適です。

鍋での炊飯に慣れておくと、災害時にも役立ちます。鍋とガスコンロ、ガスボンベ、お米と水があれば、どこでも炊飯可能です。

投稿には、さまざまなコメントが集まりました。

・炊飯器の早炊きよりも早いんですね!

・炊飯器のご飯だけでは足りない時にもよさそう。

・水の量に悩んでいたけれど、次からこの方法でやってみます!

うっかりご飯を炊き忘れてしまった時は、ゆめさんが紹介する時短技をぜひ試してみてください。

[文・構成/grape編集部]

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